意思決定には2種類ある

三日間で32400円。


この値段をどう捉えるか。


これは、先日年明けのセミナーに申し込んだ金額だ。


その体験セミナーに先日行って来た。


そこでのテーマは「社会で活躍する人材の条件を知る」こと。



11月から新たなインターンを始めたが、あと半年の学生生活を前にいろんな不安を抱えている。


会社で活躍する人材にるためには。


そもそもなぜ活躍しないといけないのかを国債や年金の側面から考えた。


社会が変化している中で、それに対応するための準備が必要なのだと感じている。


試合前、一流のスポーツ選手に共通することは質の良いストレッチをすること。


会社に出勤し、退勤するまでが試合中なのだとすれば、最高のパフォーマンスをするための準備運動が必要であると言える。


つまり、インプットの質を上げなければま良い仕事もできないと思う。



世の中には2種類の人が人がいて、あらゆることを自分ゴトにしている「主体的に生きる人」と「受動的に生きる人」がいるとのこと。


例えば年金。自分自身が自立しないといけないと思っている人は納税者の中でどれだけいるのだろうかと。


ケネディ大統領が「国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい」と言葉を残したように、社会が自分自身を形成するのではなく、自分が社会を作ると考える。


自分自身の生き方の主人公は?


そう、答えは自分の中に。


私自身の学生時代を振り返ると、主体的に活動した方が学びが多かった。



では、その意思決定はどのようにするのか。


例えば「これから全員の前で一曲歌ったあとに、3分間あなたの人生について語ってください」


そう言われたらどう答えるか?


私はそのとき抱いた感情は、3分間人前で語るほど自分には自信がないと思った。


一方で、この緊張感に打ち勝てば一方成長につながるとも思った。


一般的に人は、やらない理由を見つける。


私の場合もそうで、自信がないという理由が先行した。


しかしながら、主体的に生きている人はどうだろう。


彼らはやる理由を探すのだ。


変化や成長のため一歩踏み出す選択は「自信がないから立候補しない」ではなく、「自分自身の成長のために、勇気を持って緊張に打ち勝とうとする」方である。


別の見方をすると、前者は怖いや不安といった感情で意思決定している。



一方、後者は自分の理想で意思決定しているのだ。


私が成長を感た、ある組織の委員長を務めた経験で言えば、自分の感情で意思決定をしていなかったと気付いた。


理想や目標に近づくために、必要なことを大切にしたのだ。


講師の方はこう補足してくださった。


アンパンマンはパンチをしたくて繰り返しているのではない。それが目的ではない。アンパンマンマーチでもあるように、みんなの夢を守るという自身の理想があるから、パンチという決定をしている。


なるほどなと思った。


意思決定にも種類があるのだ。


感情か理想か。



実行の先には成功か失敗がある。


学校教育はしばし失敗のしない生き方こそ大切だと言ってきた。


何もしなければ失敗しない。


だから、チャレンジしなくなる。


失敗しない自分であることのプライドが高いと感じた。


主体的に考えれば、成功するためのステップを踏もうと考える。



本当に求めている人生は?


完成度の高い建物を建設するためには、質の高い設計が必要だ。


曖昧なデザインであったら思い通りの建物にならない可能性が高い。


「何のために 誰のために どう生きるのか」


やりたいこやしたいことの根幹には、何のために生きるのかを問え。


そうすれば意思決定も容易になるだろう。


一度きりの人生、命を使い切ることにプライドを持ちたいと思った。



私は1日で、32400円の自己投資をしても良いと思うようになった。


熱い想いを持ち、信頼できると感じた講師の方と同志と一緒に。


目標を持ち一歩踏み出す。


質の高いところで自分の人生と向き合う時間に。


社会で活躍するために準備をする。