競合調査をなぜするのか。
私はふと考えた。なぜ競合調査をするのか。
自社のことを考える際や、企業研究をするときに行っているが、その目的は何か。
それは、ひとつに自社のサービスないし製品に100%自信を持った状態で提案をするためだと思った。
どんなに自分が好きな会社でも、他社(者)に対して本当に良いと言えなければ生き残れない。
そのためには、まずできると信じること。
そして会社・商品・職業・自分に対して自信を持つこと。
なかなか難しいかもしれないけど、会社、商品に対して知ることからはじめてみる。
そうすればひとつひとつ理解してゆくだろう。
そして、人に伝えることをしてみると良い。
例えば、アイフォン。
最初は名前すら世の中に認識されていない商品だったけれども、あるきっかけで知ることとなった。
世の中を先端を行くあなたは、そのアイフォンがどういった商品かを情報を得て理解するだろう。
ああ、なるほど。こんな機能があるんだと。
そして、実際に商品を買い、扱うことができるようになる。
分かち合いは、人に伝えたり教えたりすること。
新しく買ったばかりだと操作方法が分からない時があっただろう。
あるいは設定をしてあげた経験があるかもしれない。
つまり「知る」→「分かる・理解する」→「やってみる・実行する」→「できる」→「分かち合う」このサイクルを回せるようになる。
これを成長の五段階という人もいる。
アイフォンを扱えるようになったあなたは、成長をしているのだ。
数年前にはこの世になかったものを簡単に操っている。
素晴らしい成長ではないか。
話を競合調査に戻そう。
競合調査をする一つの理由は、自社のサービスや製品に100%自信を持った状態で提案をするためだ。
なかなか一歩踏み出せないのは、自信がないから。
自信を得るためのヒントに成長の五段階を使い、徹底的にインプットとアウトプットを繰り返すことが必要だと思う。